
「美愛お兄ちゃん、行こう」
「レディニルツ、さっきの男どう思った?」
「うん?普通の人でしょ。違うの?」
「うん、邪心がの」
邪心?
「病んでおるかもしれんの」
・・・・

「ストックの花、食いてーな」
「ストック?」
「なんだそれはストループ」

縞馬ストループの話に耳を傾ける犀のアンクナット
「愛の花だ。その昔、浮気がちなマーという雌馬がいた。恋馬の雄馬、パーは殆ホトホト手を焼いていたんだ。だがな、パーはストックの花に秘められた力を感じていた。その花に目を遣ると邪心が取り払われる心になったそうな」
「ふむ。それで」
「パーはマーをそのストックの花咲く場所へ連れて行った。それから共にストックの花を食べたそうな」
「ほう。それで」
「マーの縞々シマシマなここ、、間違えた。邪ヨコシマな心は完全に取り払われ、2頭の愛絆は永遠になったんだ」
「へえ。作り話だろ」
「まあ、伝説だ。今はこの山にはストックの花が咲いている場所はない筈だ」
「探したのか」
「まあ、な」
「へえ、意外とロマンチストなんだな。ストループ」
「まあな」
「シクシク」

「ネックロス、泣いてる!」
「えっ!泣くとこあったか、今!」
「感動なぎパイ」
・・・・
おい!

なあ、お前たち
ちょっと寄っていかないか
ウチ

お兄ちゃん
うむ、、、よし

「ああ。悪いな。呼び止めて」
「どうしました」
「いや、ちょっとな」
「大丈夫ですか」
ナオトとレディニルツが会話する
注意深く様子を窺うミアイ
「ああ、何かコーヒーでも飲むか」
「あっじゃあお茶を」
「お茶、お茶。ああ、すまん。お茶がなくて。酒ならあるんだが」
「お水でいいです」
「そうか、水なら。少し待っててくれ」

裏手にある川に水を汲みに行くナオト
「水だ」
「ありがとうございます」
一口飲るミアイとLADYNIRⅡ
「おいしい!おいしいお水ですね」
「ああ、100%天然水だから」
「1人で住んでるんですか?」
「いや、もう1人いる」
「今は出かけてるんですか」
「うん。たぶん」
「たぶん?」
「友達がな。アイツが俺を捨てる訳ないんだ。ああ、そうだろ!だってずっと一緒に住んでたんだ!!みんな俺を、俺をさ!」
不安定な男に、
驚くレディニルツ
ミアイがレディニルツの肩を叩く
「行こう。レディニルツ」
「で、でも・・」
「だめだ、行くぞれ!」
バタン!
強引にレディニルツを連れ出す美愛
「お兄ちゃん。可哀想だよ。あの人」
「イカン。邪気が漂っている。関わってはならん」

でも、なんかかわいそう
おい、おまえたちまで

・・・・
はあはあ

おい、お前クマ

大丈夫か
うう、だ、だいじょうぶ
死にそうだな
助けてやる
歩けるか
あ、ああ
歩ける

行こう

注意深く

下を向いて歩く

ほら、

影は、
お前は、

前向き、じゃないか
着いたぞ


キサマ、キサマ様
ん?ワエハか?

弱ってる熊を連れてきました
ほう

同類かと思いまして、
助けました
ほう、ある意味
同類じゃな

名は?
花美留
ほっほ

仲間じゃ


馬花 157

あーあーえーあー
どこにいった
おれのあいや、
おれのともは、
おれのきゅうこんは。
いーいーひーいー
おーおーえーおー

こん、なせか、いはゆめだ、ろ

ぐうぐう
う、うう
スマッシュ!
トシミ、あははは
楽しいな、ハミル!
すうすう

やばいな、コイツ
夢で卓球してる

夢ん中くらい
幸せで包んでやれ
へい
キサマ様

はっ
起きたか
あれっ
トシミは?
何を言ってる
夢、か?
よく寝ておったわ

ハミルとか言ったな
はい
良いな
ワシらがハジマリノナカマじゃ

ハエ、ゴキブリ、クマ
合言葉はコナイデじゃ

いつか、みんなで

JAMしよう

ま

っ

て

る



馬花 158
「ふざけんなって」
「なんでよ」

ユーメとイケル
二人は21歳になっていた
ユーメの横浜のアパート
昨日は仲睦まじく過ごした
抱いて眠って起きて
AM11:00だった
ユーメが昼にいつものラーメン店に行こうと発案したが、イケルは出掛けると言った、昼は其処で
「そんな変なとこ行くなって」
「話、聞きに行くだけじゃない!じゃあ一緒に行こうよ」
「俺は行かねーよ!だから、お前も行くなって」
「約束しちゃったし」
「お前、男だろ」
「そんなんじゃないし!馬花じゃないの!」
「じゃあ、やろうぜ」
「昨日したでしょ。時間ないから、行くよ」
「待てって!ふざけんなよ。なんでそんな勝手なんだよ!」
「いいでしょ。ちょっと興味あるし」
「なんでだよ。なんだよそれハミルENだあ?結婚しちゃいけないんだろ」
「メンバーになったらね」
「なんでそんなおかしなとこ行くんだよ。俺さ、、」
「何よ」
「いや。」
左手首に視線をやって時刻を確認した
「ユーくん、解放される気がしない?」
「えっ何が、、結婚?」
「取り敢えず話聞いてくる。帰って来たら教えてあげるね」
「いいよ、俺は」
イケルが彼氏に唇した
抵抗を削がれた
「行って来ます」
「うん、わかったよ」
はあ、俺は真剣にアイツと、なんでだよ
左薬指に視線をやって将来を憂慮した
スカイブルー が見映える列車に揺られて
DOOR to DOORで40分だった
AM 11:50
約束の時間より少し早く着いた
待たせると悪いから丁度いいくらいかな

イケルちゃん、ようこそ

「お邪魔します」
「うん、どうぞどうぞ」
1ヶ月前に来た時と同じソファに座る
ガラステーブルを挟んで向かい合う
「アキカさん、此処は1人でやられてるんですか」
「うん、関東は僕1人だね。10月までもう1人女性がいたんだけどね。仕事の関係で今は大阪にいる」
「そうですか。全員で40人でしたっけ」
「そう大人はね。ほとんどは愛知にいるね。関東が僕1人。関西に3人、東北は宮城に1人、九州は福岡に1人。1人行方不明だね」
「行方不明?ですか」
「うん、行方不明っていうか。旅人みたいな感じかな」
「へえ、なんかいいですね」
「ふふ。イケルちゃん、お昼?」
「あっ、まだです」
「ちょっと待ってて」
アキカがキッチンに立って、あらかじめ拵えておいたであろう品をテーブルに配膳する
「ありがとうございます。手伝います」
「大丈夫。これはね」
テーブルで数種の果実ジュースとシロップに氷をシェーカーに入れて手首を振り動かす
「フロリダというカクテル。ノンアルコール」

「厳密にはアンゴスチュラ・ビターズが1dash。少し苦味があって深みが出るんだ。お酒だけど一振りだからアルコール度数は1%もないくらいだから」
「そうですか。ありがとうございます。いただきます」
昼食を摂って、しばらく他愛のない話に興じた
時刻はPM2:00になっていた
・・・・

1人でラーメンを食べた帰り道、いつも素通りする花屋が何故か目についた
同時に妙策と彼女の綻んだ口元が脳裏を過ぎる
また、いつもの如く口論してしまったから、たまには、いや、初めて
花を買った
よくわからなくて、店員に尋ねることも少し照れ臭くて、何とか名前の聞いたことのある花を
赤、紫、濃ピンク
3輪買った
不思議だった
花なんて甚だ関心はなかったのに、英字ベージュのラッピングに包まれたその花を見つめたら俺が綻んでた
これできっと今晩も仲睦まじく、抱き合える
ちょいと膨らんぢまって、てやんでえ背を屈めながら歩く
・・・・
なんで

何とかベロが挿入されることだけは一途に抵抗している
PM4:00になっていた
キスしてた?されてた?受け入れた?
あれから此処の話になって、結婚はどうとか区別がどうとか自由がどうとか解放
なんで。
突き放して抵抗すればいいのに、脳の伝達が肉体へうまく届かない。神経が迷路にみたいに広がって腕か足か首か愛なのか何処を動かせばいいのか、迷子になっている
ベロを強奪せんとする力みと解放の緩急を操り、漢の舌が私の唇を突破歯肉に喰い差しながら、許容を確かめる
背を抱えた手指が妖魔の揺動を繰り返して、私の前面に這い出る
「ゴメンナサイ!」
胸の突起をやられて、スイッチがONになったのかOFFになったのか分からなかった
ただ、
昨晩、丹念に優しく弄ってくれたユーメの顔が浮かんだからだ、左の乳首を舐めながら左手で右の起立をずっと戯ってくれた、私の小振りのBUSTに無理矢理挟もうとして諦して私の口唇に差し出した、少し自責の念を感じながら裏をペロペロと舌、ユーメは腰の角度を起こして口腔へ直角に頬張りを強請る、口で行戯しながら彼の突出す左右の腸骨をハンドルを持つみたいに握った、そのまま骨を押し上げて次の行程へ進みたい私を示した、はいったまたひだりからはじめてくれたなめてたくさんいぢってくれたしあたしもゆーめのびーちくをなめたいつもいやがるのをわかってていぢわるしたくすぐったいっていったからわたしはわらった
やめてくだちゃいがでなくてごめんなちゃいといってちょこをでた
ゆめごめんなさい・・・・・・・・・・・・
・・・・
生花瑠のやつ驚くぞ

赤 君を愛す
ピンク 希望
・・・・

留まったのね

洗えばいいじゃない

汚れなきゃ
洗えないでしょ
ねえ、

あんちゃん
気が付かなかった汚れまで
気付かせてくれるかもしれない

たくさん汚れて沢山洗った方が
キレイになるかもしれない

激落君が現れるかもしれない

ケガレから宝が生まれるかも
しれない

私だって

好きです
馬花 159

「パプル、イエロ。結婚おめでとう」

「ミコルさん、ありがとうございます」
「ありがとうございます」

「パプルイエロ。おめでとう!」
ミコルENから初めての婚姻者が出た
ハミルENは結婚は許されていないが、ミコルENは許されている

ユメシャとミコル
ハミルENを創立した二人
所謂オーナーだが、
管理者は関わらない方針のユメシャ
深く入EN者と関係性を築きたいミコル
結婚は認めないユメシャ
婚姻も認めたいミコル
信ずる心の相違はミコルを苦しめた
やがて彼女は袂を分ち、恋人関係も解消した
軈て1人ミコルENを創設した
ハミルENは結婚、婚姻を絶対に認めないし、許さない、こんちくしょー
必要だからだ、なくなることが必要
デッカくデッカい繋がりのために
ミコルENは婚姻も認め、家族単位で繋ぐことが可能
金の家族、同じ財布で、経済力を均等に保つというだけのドライは両ENとも同様で、その存在の核となるべき冷淡の原則であった
信念や信仰は一切含まない
ただカネでのみ繋ぐ、DRY
ミコルENもカネは個人に分配されるので、仮に1人30万円ならば、夫婦として生活を営むなら60万円で暮らせばいい
個人管理にしても良いし、
何処に住んでも良いし、
籍は入れたが別居しても善い
ただ、婚姻の形を認めているというだけ

ハミルENは、何度もやかましい、結婚は認めない
そもそも結婚なんて形態は必要ではなくて、
古の頃から必要な制度は一夫一妻制が必要だったわけであって、 。
女性が複数人と交際していた場合、子孫の系統をスッキリ下ろせなかった
「俺の子だろ」
「いや、待て俺の子だ」
「どっちだ、女」
「多分、Aくんだと思う」
「たぶんってなんだよ」
自分の子が分からない。
男はもちろん、女もわからない
古代より、
これが問題で、認知したかった筈である
天才がいたんですね
素晴らしい制度を思いついた
一夫一妻制
全て解決しました
一人の夫に一人の妻ですから、その縛りの中では確実にその夫婦の子になります
実際はわかりませんが、そういうことにするための制度なんです
浮気してしまえば分かりません
イニシエの頃からそうだった筈です
古代から出来心という契約を上回るナチュラルは当然存在していた訳です動物ですから
それでも現代まで続いたんですね
素晴らしいです
この結婚ていうのは信頼の上に成り立ってます
信頼の制度が数千年の歴史を築いたんですね
人類最大の奇跡かもしれません
信頼。
男性に関して考察。自分の子供なんて確実は長い歴史の中、誰一人として、100%ではなかったんです
妻がどう行動してるかなんて完全にはわからないんです
でもほぼ、まあ受け入れるんです
信頼の制度ですから。疑いは所謂タブーだったんですね、根底の信頼を揺らがしてしまいます
一夫一妻の下では、その二人以外の子であるという理由はないんです
DNA鑑定ができるようになりました
実際には粗やらないケースが多いでしょう
信頼が崩れてしまいます
必要ないんですね、愛がガッチリしていれば、裏切りはあり得ない、と、このような発想になります、ガッチリしていれば、
99.9%以上とかいう話ですから、
信頼は何%でしょう
愛は、
変動性でしょう
過去、物証より愛と信頼で成り立たせて来たんです
愛の生命体なんです
結婚、家庭、家族、血縁
仮に、
DNA鑑定が義務となったならば子孫はほぼ判明しますから、結婚の、いや、一夫一妻性の意義はボヤけてきます。必要性です。血筋に対しての観点です。
その縛りがなくても血筋は繋いでいける。
倫理とか道徳とか治安とかは置いておきます。
愛は放り投げておきます。
また、えーと、なんだっけ、義務化ですね
寧ろ一夫一妻の根幹である信頼を裏切るケースがクローズアップされて、弁護士は多忙を極めることになるかもしれません
義務化なんて
できません
世界の終焉なんてそんな様かもしれません
信頼大崩壊、時代
明るみ新時代
正直、センチュリー
?
隠し続けるよりいいかもしれません
子どもは、どうでしょう
あなたは、本当に
本当の
あなた、ですか

もともと少し乱しておくんです
結婚がなければ、なんちゃら鑑定があっても恐るるに足らず、
もともと信頼の契約はされていませんから
・
人間界
縛りって気持ちいいんです
ほら

縛り過ぎると

痛いんです
丁度いい塩梅は何処ですか

丁度いい夜梅は頃合ですか

はあ、はあ
ミコル

また、まだ、、おまえを、、、

馬花 160

なんだと

遊園地か

こんな山に

無人遊園機

お兄ちゃん!
レディニルツよ
あれ、もしかして
遊園地じゃな
行きたい!
お兄ちゃん、行きたい!
うーむ、
よし
・・・・
地図ではこの辺のはず・・

おい、ラララ
遊園地じゃないか
こんなところに
遊園地だと、
営業してないな
宝の地図では
あのあたりだ
行ってみるか、ラララ
よし行こう
ルルル

①
スパイの疑い
ハミルEN
アロヤ
②
組織HM HR
ラララと
副キャプテン、ルルル
③
長男ミアイと末娘レディニルツ

今、遊Hで

宝
メリーゴーラウンド?

財宝
観覧車?

秘宝
コーヒーカップ?

城



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