ハミルEN11-14

334.フクシア  釣浮き草  5/17誕生花

ハミルEN11

広辞苑第三版

引いてみるか

か・ぞく【家族]夫婦を始め、生活を共にする親子・兄弟などの血縁集団。社会構成の基本単位。旧制の「家」においては、戸主の統率した家の構成員。

・・・・

ハミルENは未成年を除く
40人の大人がいる

ハミルENは結婚を認めていないから
全員が独身である

勿論、交際は自由だし出産も喜ばしいことである

先月の40人の合計収入は1,600万円哉
未成人を除く40人の成人に40万円ずつを分配した

スミカという男がいて
彼が先月は600万円を稼いだ
職業はホスト
彼は艶めかしい赤い喉の持主だった

スミカは600万円を稼いだが
受け取る額は40万円である

ダイヤという男がいて
タスイという女に恋をして
今のところ5度振られ続けている
無職の彼の場合は
先月の収入は0だが
受け取る額は40万円である

・・・・

何故、結婚を認めないのか
冒頭の広辞苑

「家族」
夫婦を始め、生活を共にする親子・兄弟などの血縁集団。

この定義に収まることを嫌うREASONである。

花美留苑では
「家族」
財政を同一とし、同額報酬の分配を受ける集団。

つまり
ハミルENはカネで縛る

血で縛るか、金で縛るか

・・・・

広辞苑にもう一つ
社会構成の基本単位とある

・・・・

スミカは博愛の騎士

・・・・

赤子の第一声
“産声!!!”

これを至上の怒りと捉える!
心地良き母体から無理やり放出された怒りは
その後数年に渡り泣き叫ぶことをやめられぬ!

赤子こそ表現の主であろうが!
言語を知らぬからこそ、泣く、叫ぶ、笑う
言語を発すればそれは言葉で表現ではない

泣いているではないか!
腹が減れば、尿を漏らせば、身体が痛ければ心が
合図でも知らせでもない
本当にそれが理由かさえ
ただ確かなことは
怒っているのだ!悲しいのだ!苦しいのだ!

お前と一緒だ

悔しくて辛くて泣いているのに

だから!!!!

幸せにならないといけない
生は強要なのだから!!
生まれたからには、!幸せにならないといけないのだ!!
至上命令なのです!

駄目なボンクラのお前も”産み落とされちゃった”だけ

だし!
この世の底で這いつくばる俺も幸せにならないといけない

THEREASON

だから!ハミルENを・

博愛の騎士が数人いれば

俺、救ってもらえんじゃん

#ハミルEN

フクシア
つつましい愛
センスが良い
上品な趣味
おしゃれな人

Hoobastank
The Reason
COVER

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357.ガウラ  白蝶草  6/9誕生花

ハミルEN12

壊れちまったラヂオから・

女性
1.ガクジ  79  年金・保険  150,000  8/24
2.シトリ  63  マンション管理人 220,000 11/3
3.テン  60  着物屋  280,000  7/7
4.パンク  54  トラックドライバー  320,000  6/23
5.バブル  50  OL  300,000  9/18
6.コココ  47  H高校国語教師  400,000  5/30
7.ミサキ  40  和食屋 270,000  7/28
8.パツン  37  ハンドモデル  230,000  12/20
9.チナナ  35  ファミレス調理 240,000  8/10
10.ナツコ 35  アパレルデザイナー  310,000  2/2
11.ルルサ  33  ハミルEN管理 0  10/10
12.タスイ  31  区役所勤務  300,000  1/12
13.マンバ  31  無職  0  10/14
14.チュリミ  30  花屋バイト  100,000  4/1
15.ルイコ  28  お姫様 1,050,000  3/21
16.メルメ  21 キャバ嬢  200,000 9/15
17.イケル  20  大学生 モデル  0  12/24
18.ミョン  20  旅打ち  ー100,000 1/15
19.ヌミノ  19  ジャーナリスト修行  0  6/1
20.リンダ  18  理髪師専門学校生  日雇いバイト  50,000

男性
21.そばかすフェニックス侍96  年金  150,000  5/2
22.オスア  92 年金・個人年金  220,000  5/15
23.アイプ  64  楽器屋  350,000  3/14
24.レイナ  59  歴史学者 500,000  4/25
25.ササラ  50  殺陣師  300,000  10/1
26.アネハ  46  スーパー副店長  360,000  11/2

27.クルム  40  仏壇屋  350,000  12/31
28.タケー  38  弁護士  1,300,000  1/29
29.アロヤ  35  謎  400,000  8/18
30.スミカ  34  ホスト  6,000,000  1/1
31.ヘリタ  34  会社員  310,000  6/8
32.ガルオ  33  コンビニ店員  120,000  5/21
33.チャリル  30  ハミルカンパニー係長  330,000  4/1
34.アキカ  30  ネイリスト  250,000  12/25
35.ニツキ  29  大工  300,000  3/3
36.ダイヤ  28  無職  0  2/29
37.バコタ  26  倉庫スタッフ  180,000  7/30
38.シャク  25  饅頭屋 200,000  1/16
39.ユーメ  20  大学生  カレー屋バイト  60,000  9/15
40.ミナシ  18  王子修行  0  3/31
16,000,000也

壊れちまったラヂオの上を
トンボがクルクル回りけり

その羽根鳴らしてブンブンと、
黒い死骸に教えてやんな、
羽根唄を

小さなオリビアやってきた

蜻蛉目ん玉、秋津刺し指クルクルと

ラヂオの上に壊れちまったヤンマ、一つ

HAMIRU

#ハミルEN

しらふのクリスマス28
2024 水無月
23.Bon Jovi  Christmas Isn’t Christmas  6/1
24.BLANKEY JET CITY  クリスマスと黒いブーツ  6/2
25.ももいろクローバーZ  サンタさん  6/3
26.くるり 最後のメリークリスマス 6/4
27.薬師丸ひろ子  クリスマスには帰るから  6/5
28.THE YELLOW MONKEY  MERRY X’MAS  6/6
29.チェッカーズ  チェッカーズのX’mas Song  6/7
30.徳永英明  ノースリーブのクリスマス  6/8
31.Olivia Newton-John  A Mother’s Christmas Wish  6/9

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ハミルEN 13

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「えーんえーんコーン」
小学2年生のピエハが泣いている

「どうした、ピエハ」
チャリルが学校帰りのピエハを発見して声を掛けた

「僕のことみんなが変なやつって言ったコーン。もろこし族なんて聞いたことないって言うコーン。えーんコーン」
「ピエハ。お前はポテトを超えるコーンのお菓子を作るために生まれてきたんだろう」
「コーン。でもやっぱりポテトチップスに勝てるお菓子はないコーン!みんなお菓子の王様はポテトチップスだ!って言うんだ。僕もそう思ったコーン」
「ピエハ・・馬鹿野郎!諦めるな。まだ小学2年生だろ。これから色々なヒラメキが生まれるさ」
「ほんとコーン?」
「ああ」

少し俯くピエハ

「どうしたピエハ」
「うん、それから」
「なんだ」
「こいつハミルENなんて変なところに居るんだって言われたコーン」
「ふん」
「お金で家族を築くとか結婚できないとか、ヤバい集団だって言われたコーン」
「そうだ。俺達はヤバいんだ。良く覚えておけ。お前も変だし、俺たち大人はもっとおかしな連中だ。心に刻め、抗うな」
「そんな」
「いいか、自分で自覚していれば傷つかないんだ。腹も立たない」
「でも」
「一番下だと思え。ただ信じる道を進めばいい。続ければいいんだよ。ひたむきにやってりゃ変わってくることもある。いいか、自分じゃなくて周りが変わってくるんだ。だから、変な集団って言われたってやり続けりゃいい。それがよけりゃあ周りの見る目が変わるし、悪けりゃあ何も変わらないだけだ」
「う、うん。でも、」
「どうした」
「学校が、つらいコーン」
「行かなくていいぞ、明日から」
「コーン」

複雑な表情を浮かべるピエハ
苦しいんだろう
ピエハは辛さや喜びの感情が高まると言葉遣いが変わる

「どうしてハミルENは結婚禁止なの」
「必要ないからだ」
「どう必要ないの」
「いいか、ピエハ。よく聞け。遠い遠い昔から結婚ってのは、あるんだ。
なぜだと思う?」
「わからないよ」
「結婚が必要だったのではなくて、一夫一妻が必要だったんだ」
「いっぷいっさい?」
「そうだ。1人の夫と1人の妻。このルールがなかった場合、誰の子供か分からないんだ。ピエハにはまだ早いかもしれないが、女性が複数人と交際すると誰の子供だか分からない。子供の父親を明らかにするために結婚という名の一夫一妻制度というものを作った」
「うん」

「わかるか」
「続けて」

「男は鍵で女は鍵穴だ。これがずっと長い歴史で続いてきた人間の形態だ。男は挿して鍵を掛けたら外に仕事に出る。女は挿されて鍵を掛けられたら家の用事に取り掛かる。つまり、その家の鍵穴さんという妻は鍵くんという夫の鍵しか挿されてはいけない。これが家制度であり、結婚の形態だった」
「うん」
「そうすることで、そこの家で生まれた子供はその夫と妻の子供だという結論になるんだ」
「うん」
「実際は夫以外に鍵を渡してる妻もいる。しかし、その家で生まれた子供は夫以外の鍵の子供でもその夫と妻の子供なんだ」
「うん」
「これが結婚だ」
「もっとわかりやすく」

「結婚で女を閉じ込めて、他の男とSEXできないようにしたんだよ」
「コーン」
「じゃないと困ったんだよ。男は。自分の子供の確実性が欲しかった。そしてその結婚とは美しいものかのように印象づけてきたんだ」
「コーン」
「実際はこの世が生んだ、大束縛だ。LOVE&PEACEにFREEDOMが入らなかったのは、そんなことも一因だろう。
自由は結婚と相反してるからな」

「でも、どうすれば」
「時代は変わって、DNA検査を義務化すればいいだけだ。それで全ては変わる」
「結婚がないと浮気とか増えるんじゃないの」
「そもそも、そこまでメクジラ立てることでもないってことだ。今だって割と浮気くらいは許されちまうんだよ。不倫ってのが問題になりやすいだけだ。だからその不倫ってのは、それごと消滅できるんだ」
「うん」
「それくらいは残しておいた方がいいんだ。あまり綺麗すぎると汚したくなるから、またガチガチの制度作るんだよ」
「それで汚すの?」
「そうだ。汚したり、破ったりするためっていうのも一つだ。ルール違反の妙だ。本能に近いな。少しの遊びもなくなると今度は結婚以上にガチガチのを作るぞ」
「ゴク」

「それに鍵の役割も変わってきたからな。指紋認証や顔認証なんかもできて挿したり挿されたりすることもなくなって、男と女の役割なんかも変わってきただろう。色々と連動してるんだよ」
「家」
「そうだ、だから。今まで通りの形態が良ければ一緒に住めばいい。男も女も2人の子供もな。ただ籍を入れないし、財布は個人個人で握る、子供以外はな。別々に住んでもいいし、その代わり金では繋がってる。今の世の中で一番影響力が大きいのは金だ。愛やなんだいくら謳ってもカネなんだよ。だからそれで繋げるのが、金で家族を築くのが一番理にかなっている。一番重要な物で繋ぐんだよ。飽きたらカネを消すさ。愛が見えてきただろ」
「うーん、よくわかんないコーン」
「そうだ、それでいい」
「DNA検査?」
「そうだ。今この世の中でどれだけの夫が他人の子を育ててると思う。自分の子供のつもりでだ」
「」
「そうだ、触れちゃいけないんだ」
それが結婚だ

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#20241021

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FLOWER387.アロエ

ハミルEN 14

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「いやだ!」
「アユラ、仕方ないんだ。すまない」
「絶対引越しなんか嫌だよ!私は残る!」
「そういうな。俺にはお前を育てる義務があるんだ」
「そんなの!だってみんないるし、私ダディがいなくても大丈夫だよ!」
「アユラ!わがまま言うな!」
「だってやだよ。絶対いやだ。みんなと別れるなんて」
「すまない。でも仕方ないんだ。仕事しないといけないし」
「ルチカ、ララタ、ピエハ、ララタ、ピエハ、エルヒ。みんなと別れなくちゃいけないの」
「そうだ。でも近い。静岡の浜松市だ。名古屋からは近いんだ。いつでも戻って来れる」
「本当?ダディ」
「本当だ。月に1回か2回は戻ってこよう」
「もっとだよ」
「うん、そうだな」
「・・しくしく」

アネハの転勤が決まった。スーパーに勤めている。愛知県内に14店構えるスーパーは他県に初出店する。静岡県浜松市だ。スーパーは既に豊橋市にも店舗を構えていて、豊橋から浜松は程ない距離だから配送に関しても負担は少ない。そのあたりを考慮して浜松に新規店舗の出店が決まっていた。浜松店の準備は進んでいて、ある企業のストアが閉店するところを居抜きで買取り出店する。改装は進んでいて翌年三が日の後、1月7日が新規OPENの日取りだ。

アネハは熱田店で副店長をしていたが、新店のハミマツ店への異動の辞令を受けた。元々他の人間がその対象だったが、病で彼の異動が頓挫したためお鉢が回ってきた。急遽指名された形だ。役職は変わらず副店長だった。愛知と静岡では市場性が異なる面があり静岡地域の特性に合わせた仕入れを行うためアネハは副店長と兼任して加工食品のバイヤーを担当することになった。

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新しい地域での仕事にやりがいを見出せるような気がしたし、十年前に亡くなった娘の母セイナのことを一旦頭の奥の片隅において人生を再スタートさせるいい機会かもしれない。近々で恋する気持ちを覚えた女のことももう諦めたし
辞令に従うことを決定した。娘のアユラの抵抗が予想できたが、期待通りの駄々を彼女は捏ねた。

「ねぇ、ダディ。私たちハミルENならみんながそばにいてくれるから、私は行かなくてもいいんじゃないの?」
「俺がアユラと一緒にいたいんだ」
「・・うん」
「ルチカか?」
「・・シクシク、いやだよぉ。離れたくないよ」
「すまない、すまない。ごめん、ごめんな」
父の謝罪で許しを得たかのように、アユラは大きな声で泣いた
2歳年上のルチカにずっと想いを寄せていた

花瓶のない家だった・・
いつかアユラがペットボトルで花瓶を作ったね。父がある人に渡せなかった失意の花束を持ち帰った時だった。今、ペットボトルの花瓶に挿されたキバナコスモスが幼い恋心を優しく慰めていた

#HAMIRU
#アユラ
#アネハ
#ハミルEN

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