323.シラン 紫蘭 5/6誕生花
W&M FRIENDS①

女子チーム ミョンとナオハ
男子チーム タケマとサトメ
4人の男女友達
高校生の頃に仲間となった4人は
3年の時を経て
今なお深い交流を続けている
ふんわり系のナオハ
「もう3年になるね」
ヤンチャでギャンブル好きのミョン
「うちらってずっと一緒だよね」
男2人は口を揃える
「俺たちはずっと友達だ」
・・・・
友達である
から
4人は友人以上の感情を持たない
ようにしている
・・・・
普通の友人関係だから
あらゆる物事の相談相手は
同性の相方となる
ミョンはナオハに聞くし
「好きな人できた?」
「えーいないよ、ミョンは?」
サトメも同様にタケマに話す
「タケマ、実は俺な」
「なんだよ、サトメ」
「俺たちって友達だよな」
「あゝ、当たり前だろ」
「ミョンとナオハも、友達だよな」
「4人ずっと一緒だって約束しただろ」
「わかってる」
・・・・
4人には行きつけの
ファストフードがあるから
そこでの”おしゃべり”は
我が家のような
安心できる場所だった
いつまでもこのFFの
この場所で
この関係のまま
ハタチの自我が
友達の関係を壊さないように
気をつけていた、だけ
#ミョン
#ナオハ
#サトメ
#タケマ
#HFRIENDS
#20240506
シラン
あなたを忘れない
変わらぬ愛
不吉な予感



332.ドクダミ 毒痛み 5/15誕生花
HMW FRIENDS②

女友達
ミョンとナオハ
高校2年生でクラスメイトとなった2人
ナオハはおとなしい女子生徒だった
1年生の頃には数人の友達もいた、が
彼女にとっては予想通りの高校生活だった
低空飛行の日々
2年生に上がりクラス替えを迎えた
ナオハは染みついた低めの空をまた泳ぐ
低い空は落ち着くから
高く羽やかに飛び回るが激しい気流に巻き込まれる恐れより
低く、目立たず、安全な学園生活を全うしたい
ナオハである
激しい気流の中でその髪を振り回している青女がいた
ミョンであった
気の流れが激しいからその髪は落ち着く術を知らない
茶を立てたりパーマかけたり、ブロンド美女になり損ねたり。
ショートカットのナオハは
あの毛流に巻き込まれないように
なるべく交わらないよう留意していた
秋の頃
席替えたる学園生活の”些細”なイベントは
思わぬ暴風を吹かすこともあり
「昼、一緒に食べよう」
前の席の女子が振り向いた
「えっ、うん、そうだね」
「ナオハ、初めてだね」
「うん、ミョンちゃん」
「ミョンでいいよ」
前の席のミョンは椅子の向きを変え
学園鞄からサンドウィッチと昆布のおにぎりを出した
「パンかおにぎりか迷うから、両方」
「あはは」
後ろは弁当を広げた
「おいしそう」
「ありがとう」
「どうしてるの」
「自分で」
「えらっ」
「ううん」
前は後ろを食べた
・・・・
「えっお前好きなの?」
「お前も?!」
隣の男子2人が気流を同調させた
WOMEN
その後
ナオハは卵焼きを2つから4つに増やした
ミョンはショートカットにしていた
・・・・
男2人は横をむき
四角形の輪ができていた
4つの卵焼きは一瞬で、消えた
#ミョン
#ナオハ
#タケマ
#サトメ
#HMWFRIENDS

ドクダミ
野生
自己犠牲
白い追憶
hide with Spread Beaver
HURRY GO ROUND
COVER



381.ルリマツリ 瑠璃茉莉 10/23 誕生花
HARMONY FRIENDS ③
(はあはあ、嘘ヤバい。出るかな)

女2人、男2人
4人はH高校の卒業生だ
在学時にナオハだけは弁当を手作りしてきて、必ず卵焼きを4つ入れてきた
4人で一つずつ食べた
これが4人の友情の証だった
彼らは高校を卒業して2年と半年が経っていた
ナオハは栄養士の免許を取得するため短期大学に通っている
ミョンはプータローで日中は好きなギャンブルに興じている
サトメは教員になる夢を叶えるため大学に進んだ
タケマはレーサーを目指している
高校を卒業してからも仲が良い4人は定期的にこの場所で集まる
気持ち良いほどの美しい四角形が描かれていて、友情を再確認できる
(出た)
北が転がった
「ロン!国士無双!!」
普段お淑やかなナオハが声を荒げた
ナオハは親だった
“北”を振り込んだ上家は、割れていた
96,000点の割れ目親役満を食わされたミョンの顔は、
白のみだった
#HAMIRU
#ミョン
#ナオハ
#サトメ
#タケマ
#HARMONYFRIENDS


STONE4.トパーズ 11月誕生石
HASHI FRIENDS ④
「フリテンリーチ一発カンチャンズッポシ赤ウーツモ!裏ドラ!跳満!!」

「フリテンリーチ一発カンチャンズッポシ赤ウーツモ裏ドラ跳満だと・・・おい、ミョン!お前めちゃくちゃな麻雀するんじゃねーよ」
「うるさい!私は国士振り込んだんだ!好き勝手やらせてもらうよ!」
「おいミョン!俺なんて小三元確定の大三元まで見えてたのに。余計なことしやがって」
「うるさいうるさい!上がったモン勝ちなんだよ!麻雀は!」
役満を振り込んだ女、ミョンは苛立った
なりふり構わずオープンリーチ、フリテンリーチを繰り返す
カンチャンだろうが、ペンチャンだろうが即リーをかけた
「待て!天皇賞始まるぞ!一旦中断だ!」
タケマが発した
「おばちゃん!テレビつけていい!?」
サトメが言う
「はいよ、どうぞ」
雀荘のママが優しく応じてリモコンに手を掛けた
第170回天皇賞秋
ドウデュースが名手を背に鮮やかに差し切った
「クソ!リバティ飛びやがった!クソクソ!」
役満を振込み、競馬で負けたミョンの怒りは増幅した
途中ハネマンクラスの上がりはあったが、とても収まらない
・・・・
「オープンリーチ!」
ミョンが相変わらず強引に立直を掛けた
イーソーの頭単騎待ち
(あっ、倒しちゃった)
ナオハは牌を積もり打牌時に左手の袖が掛かり、一索を倒した
「ロン!オープン振込み!役満払いだ!!」
ミョン親
ナオハ割れ目
96,000点返し
「違うよ!今のは切ったんじゃない!袖が引っ掛かった!」
「ダメ!見せた以上は捨て牌だ!ロン!親役満、割れ目!」
「なんでよ!ふざけないでよ!オープン振込みなんてするわけないでしょ!」
「見えた以上はロンできるんです!見せたナオハが悪い!イーソーロン!!」
「はあ、なにこの女!」
「お前こそ、国士上がったくらいで調子乗ってんじゃねぇ!」
「うるさい!ギャンブル中毒のくせに!」
「はあ、なに言ってんのこの女!ウダウダ言ってねえで早く払えよ!96,000点、オイ!」
女同士の口論が過熱する
「やめろ!」
タケマが間に入った
「ロン成立するだろ!なあ!」
ミョンが男2人に判断を委ねる
「おそらく打牌時に見せた牌に関しては成立すると思う、しかし今のはちょっとな・・」
サトメが困惑顔で答えた
「なんだよ!成立するモンは成立だろ!役満だ!」
言葉が出なくなったナオハ
「いや、ミョン。さすがにさあ。俺たち友達じゃねぇか。今のナオハのは明らかに袖に引っ掛かっただけだし、あれで役満払いはあんまりだろ」
「はっ!なに言ってんだ!サトメ!お前ナオハ庇ってんじゃねぇよ!お前ナオハのこと好きだろ!私知ってんだよ!だから庇いやがって!点数上げようとしてんじゃねぇよ!ウゼェ!」
「なに言ってんだよ、ミョン」
「やってらんない!私、帰る!」
ミョンは燃えたぎる憤怒の末に、雀荘を飛び出した
ナオハはミョンの背中を見届けたあと、
ナオハの倒牌したイーソーを見つめた
高校生活の時にナオハの卵焼きが繋いだ4人だった
みんなで食べたんだ
ナオハうまいうまい
ナオハの卵焼きは最高だ!
ミョンはナオハに
玉子焼きありがとう
いつもそう感謝を告げていた
卵焼きで繋がったフレンド
ナオハは雀卓を見つめた
イーソーの鳥が友情を喰い千切った

#HAMIRU
#ミョン
#ナオハ
#サトメ
#タケマ
#HASHIFRIENDS
#20241101


STAR3.しし座
0 friend ⑤

国士無双を振り込んだ
あの喧嘩麻雀から
友とは会っていない
私は一人で旅に出た
競輪 競艇 地方競馬
旅打ちに出た
獺祭 元乃隅神社 松下村塾
私は山口県にいる
長州競輪場で、今、目の前には
自転車に跨った星花がいる
私は彼のファンだった
顔が好きだった
あと、
ボートレーサーの山旗
顔が好きだった
あとは、
地方競馬のジョッキー海宙
顔が好きだった
そう、
面食いだ
ただ、
イケメンが好きなわけではない
好みの面は、
おおよそ
4着多めの3着顔、くらいが好みだった
車券、舟券、馬券に絡むか絡まないかくらいの、
妙味の面持ちが私の女心を擽った
たまにキリッと調子がいい時があって
スマホ越しに、サングラス越しに、
“あれっ今日調子良くない?”
なんて、、
たまに2着顔になってる顔を
見ることがこの上ない喜びだった
面なんてモンは少し低めの方が、
伸び代が違う
・
A級の決勝戦がスタートした
ゆっくりとペダルが回転する
4枠から星花は最後方に尾けた
264のラインを組む
眈々と後方から動かない三車
前方では牽制ながらに順列が入れ替わっていたが
じっくり後方に構えてできる限り空気抵抗を逸らす
ジャン
残り1周を告げる鐘が鳴った
2が踏んで捲って行く
6が続いて星花も行った
「いけー!ホシカ!!」
声を上げて柵にしがみついた
最終3コーナーを回りながら、
2が外から車群を飲み込み先頭に躍り出る、と更に外から6が2を交わした
4コーナーを過ぎ去り、直線に入った
「星花!オラー!」
6先頭、2厳しいか
3が車体を切り裂いて追い上げてきた
30m線を越える!
先頭6。3が2を交わしてその前輪が6の後輪に並びかけた
イン
「差せー!」
強靭な肉体が打ち合いながら内から縫って出た4、獅子のよう
逞しいその太腿は見えなかった、ただ
ブルーを纏った蒼星の如き男のバイクの前輪タイヤが微かに出た
「しゃー!星花!」
サドル上の男はゴールして両手を突き上げた
そのまま右手で颯爽とサングラスを上げた
星花のツラは、S級だった

#HAMIRU
#ミョン
#ホシカ
#0friend
#20250327



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